高校無償化の恩恵は誰のもの?50代単身赴任者が感じる不公平感

政治・社会問題

「高校無償化」って聞くと、一見いい話に聞こえますよね。「子どもたちの教育機会を増やす」「家庭の負担を減らす」と言われると、なんとなく社会全体にとって良いことのように思えます。

でも、ふと考えると、「あれ? これって高校生がいる家庭だけが得する話じゃない?」と思ったんです。

自分のように 50代の単身赴任者 で、子どももすでに成人している場合、この恩恵は ゼロ。でも、税金はしっかり取られるわけです。

「社会全体のため」と言われても、結局負担が増えるのはいつも同じような気がする…。そんな不公平感について、今日は書いてみます。


社会保険料と税金を20年払い続けた結果…

私はこれまで30年近く、社会保険料や税金を払ってきました。給与明細を見るたびに「あれ?また上がってる?」と思うこともしばしば。特にこの数年は、増税や社会保険料の負担増をひしひしと感じています。

その一方で、ニュースでは「税収過去最高」とか言われるんですよね。でも、生活が楽になった実感は全くなし。むしろ、 インフレの影響で実質賃金は下がる一方。給料が上がっても、それ以上に物価が上がるので、結局は生活が厳しくなるだけ。

実は記録が残る約20年前からの我が家の税金や社会保険料の負担率を調べて見ました。

【2005年】社会保険料率 11.8% 所得税・住民税を含めると 14.8% (夫婦合計)

【2024年】社会保険料率 16.3% 所得税・住民税を含めると 21.4% (夫婦合計)

20年前と比べて一家の収入は増えていますから、所得税率は確かに上がるでしょう。でも、社会保険料がここまで占めているとは、改めて驚きです。しかも負担率が5ポイントも上昇。政治に文句も言いたくなりますよね。。。

そんな中での「高校無償化」。

恩恵を受ける家庭にとっては助かる話でしょう。でも、子育てが終わった世帯や、そもそも子どもがいない世帯にとっては「また自分たちが支える側か…」という気持ちになってしまうのも正直なところ。


今は自分で対策するしかない!

「国が助けてくれないなら、自分でなんとかするしかない」──これは最近、強く感じることです。

私自身、単身赴任になってから 生活コストを見直したり、副収入を模索したり、自己投資をしたり するようになりました。たとえば、

  • 生活費の見直し(無駄な支出を削る、自炊を増やす)
  • 副収入の確保(投資、スキルアップ)
  • 自己投資(英会話アプリでの学習)

こういったことに少しずつ取り組んでいます。

結局のところ、国の政策に期待しても、自分の生活がよくなるとは限りません。むしろ「取られるだけ取られて、恩恵はなし」なんてことも多い。だったら、自分で動いて、今の時代を生き抜くしかないと思うのです。


まとめ:結局、頼れるのは自分自身

  • 高校無償化は一部の家庭にとってはありがたい制度だけど、すべての国民に公平なわけではない
  • 20年間の税負担や社会保険料の増加を考えると、今後も「取られる側」になる可能性が高い
  • インフレや実質賃金の低下を踏まえ、自分で生活を守るための対策が必要

「どうせ不公平だから文句を言う」ではなく、「だからこそ、自分の力でなんとかする」。そんな気持ちで、これからも行動していこうと思います。

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